ぽの風みーとろーふ

まあ、型に入れて焼くハンバーグですな。近年、我が家のお正月料理の定番になっています。

材料:合挽きミンチ、玉ねぎ、人参、卵、パン粉、牛乳、カレー粉、塩、コショウ、冷凍ミックスベジタブル、他に好みの飾り野菜や調味料

(1)玉ねぎをみじん切りにして炒める
玉ねぎは細かめのみじん切りにする。
できればバターやオリーブ油、なければサラダ油をフライパンに熱し、みじん切りにした玉ねぎを炒める。火は弱めの中火程度。
玉ねぎから水分が出てきて、透き通った感じになり、全体がしんなりしたら、火から下ろす。
ボールなどに開けて、冷ましておく。

注意:面倒だったら、みじん切りにしただけで、炒めなくても。

(2)パン粉を牛乳に浸す
できれば、粗めの生パン粉、または、固くなった食パンの耳などを細かく千切った物、なければ普通のパン粉をボールに入れ、牛乳を加える。
牛乳の水分を全体に行き渡らせるように混ぜ、少し手でこねておく。

(3)焼き型の準備をする
適当な大きさのパウンドケーキ型の内側に薄くサラダ油を塗っておく。

(4)他の野菜の準備をする
適量のニンジンをすり卸しておく。
飾り用の野菜を好みで用意する。ぽのは面倒なので、冷凍のミックスベジタブルを湯通しして使う。
凝ったことをしたければ、5ミリ角の棒状切ったニンジンを茹で、グリーンアスパラガスを茹で、焼き型の長さに合わせて切っておく。鶉のゆで卵を作る。などなど、ミートローフの切り口の模様を作る色野菜を準備しておく。

注意:飾り野菜はなくてもよい。

(5)材料を混ぜる
ボールに合挽き肉、炒めて冷ました玉ねぎ、牛乳に浸してこねたパン粉、すり卸したニンジン、生卵1個、塩、コショウ、少量のカレー粉を入れ、こね混ぜる。全体に粘りが出るまで練る。
好みで、ショウガ、ニンニクのすり卸した物を加えても良い。
ぽのは、この時に湯通ししたミックスベジタブルも入れてしまう。

注意:合挽き肉は、脂が少ない赤身肉を選ぶこと。脂が多いと、焼いた時に縮むぞ。
注意:カレー粉は、カレー味にするために入れるわけではなく、ナツメグやオールスパイスなどのスパイスを個別に入れる代用なので、少量にすること。当然、好みのスパイスを個別に加えても良い。
注意:他に、調味料として、ウスターソースや醤油、酒や赤ワインを少量加えても良い。あくまでも好み。あまり多く加えると味がおかしくなるので注意。

(6)オーブンの準備をする
オーブンがある場合は、160度くらいに熱しておく。
ぽのは、オーブンが怖くて使えないので、無水鍋に蓋をして中火にかけておく。

(7)焼き型にタネを詰める
準備しておいたパウンドケーキ型にミートローフのタネを詰める。
片手で一掴みとって丸め、両手でキャッチボールをするようにパンパンと何回か叩いて、中の空気を出し、型の中に軽く叩きつけるように投げ入れる。
飾り野菜を入れる場合は、型にタネを適量入れたところで、野菜を並べ、さらにタネを重ねていく。
タネを詰め終わったら、中央を窪ませる。

注意:焼き型とタネの間、タネの中に空気が入らないようにする為なので、そのつもりで作業すること。
注意:タネの上にも飾り野菜を載せてもよい。凝ったことをしたいなら、マッシュポテトを搾り出して、ケーキのようにしてもよい。
注意:パウンドケーキ型の上ぎりぎりまでタネを詰めると、焼いているうちに肉汁が吹きこぼれるので、少し余裕を持たせること。

(8)焼く
オーブンの場合、天板に水を入れ、その上にタネを詰めたパウンドケーキ型を乗せ、中段に入れて焼く。
ぽのは、無水鍋の中にぐしゃぐしゃにしたアルミホイルを入れて、その上に平らに安定するようにパウンドケーキ型を載せる。蓋をして、そのまま中火で焼く。
焼き時間は、パウンドケーキ型の大きさやタネの量によって変わるから、30分くらい経ってから、タネの中央に竹串や金串を刺してみて、中まで火が通っているかを確認する。

注意:お使いのオーブンに合わせてください。

(9)冷ます
焼けたら、パウンドケーキ型を外(オーブンでも無水鍋でも)に出して、上にアルミホイルを軽く被せて冷ます。
手で触れるくらいまで冷めたら、型の中に溜まっている肉汁を別の器に取る。
ミートローフは、型から出して、アルミホイルでぴっちり包み、さらに冷ましてからラップフィルムなどで汁が外に漏れないように包んで冷蔵庫などで保存する。

注意:パウンドケーキ型に、酒や水を入れて中を洗い、器に取った肉汁と合わせて小鍋に入れ、各種調味料を加えてソースにするのが本格派らしい。

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