好きな方々別格編

 私の心の中では別格な方々。もっと増えると人生楽しくなるのかもしれません。
漫画家:手塚治虫
 私がファンと名乗るのもおこがましい気もします。完全無欠とは程遠い方だったと伺います。身を削るように懸命に作品に取り組まれた方ではなかったかと思います。
 この方の死去の報を、私は昼食時に勤務先の食堂で聞きました。涙が出ました。もっとたくさんお描きになりたかったことでしょう。
小説家:池波正太郎
 この方の女性に対する見方はかなり偏りがあると思います。でも、この世代の方の受けた教育や周囲の環境を考えれば仕方のないことなのでしょう。
 書かれたエッセイの中には、母親や弟の死についての記述がほとんどありません。それが「美意識」なのだと思います。
 ご存命の頃、一時期、自宅近くに住んでいたことがありました。一度近くに行って、飼い猫たちの姿を見てみたい、と思いました。きっと、幸せな猫たちだったと思いますから。
画家:アンドリュー・ワイエス
 小説家の池波正太郎氏がこのアメリカの画家を好んでいたことを氏のエッセイで知りました。なんだかとてもうれしかったです。
アニメーション作家:フレデリック・バック
 「木を植えた男」、「クラック!」、「トゥ・リエン」、どれもすばらしい作品ばかりです。日本のアニメーションもすばらしいですが、ディズニーも良いですが、それだけが「アニメ」ではないと心から思います。
作家:シェル・シルヴァスタイン
 「大きな木」、「ぼくを探しに」、「ビッグ・オーとの出会い」の3作は、子供ではなく、大人にさしかかった、または大人になりきれない人が読むべき本だと思います。
小説家:ダニエル・キイス
 最高の作品を書くのが早過ぎたのかもしれません。「アルジャーノンに花束を」。「24人のビリー・ミリガン」を先日買ったのですが、まだ読んでいません。