映画の話  2001年春〜夏

 私は、いわゆるロードショウ系の映画しか見ていません。基本的に出不精なので、遠出が苦手。見たいと思う映画があっても近所の映画館で上映されていないとあきらめます。まあ、その程度の感想文です。

プルーフオブライフ:メグ・ライアンを見に行ったんですが、デイビッド・モースにはまりました。

102:
時間が合わず、日本語吹き替え版を見ました。グレン・クロース好きです。

ミート ザ ペアレンツ:
ロバート・デニーロ

スクリーム3(ビデオ):2
だけ見ていたので。結構面白かったですが、なぜ、3作も出たの?

スペーストラベラーズ(ビデオ):
金城武安藤政信池上博之渡辺謙深津絵里、その他。中山仁とか脇の人が楽しい。

ハンニバル:
賛否両論ですね。アンソニー・ホプキンス

ショコラ:
好きですー。

ホタル:
高倉健田中裕子

メトロポリス:
画像は文句なしに綺麗だし、DVDが出たら絶対買いますが、カットが多くて流れが切れる気がしました。

みんなのいえ:
はまる人には楽しいと思います。

ギフト:
ケイト・ブランシェットって、美人ですねー。キアヌ・リーブスは、こういう役も演じるので好きです。

デンジャラスビューティ:
楽しかったです。

ハムナプトラ2:
面白かったですが、ラストのボスキャラがアクションゲームみたい...

ウルトラマンコスモス:結構、楽しめました。私と同世代の人が作っているんだろうな、と思います。

千と千尋の神隠し:
期待に違わず。小さい頃の夢(夜に見るほう)などを思い出しました。

猿の惑星(PLANET OF THE APES):ある意味、期待に違わず。ヒロインは、「アリ」でしょう?

ジュラシックパークV:恐竜を見に行きました。サム・ニ-ル好きです。このシリーズは子供の使い方が上手だと思います。


大河の一滴:とにかく、トランペット。三國連太郎安田成美が好きで行きました。

RED SHADOW:これを日本語読みしてはいけない。
安藤政信竹中直人根津甚八

ファイナルファンタジー:なぜ米国で受けなかったかがよく分かります。技術は見事ですが。方向が間違ってませんか?スクウェアさん。

クリムゾン・リバー

 ジャン・レノ氏が出ているので見に行きました。「ニキータ」の始末屋役が良かったので。実は、「グレート・ブルー」は見ていません。「レオン」も、なぜか、敬遠していました。でも、この映画は、結構気に入りました。

 悲壮感が薄い気がするのは気のせいかな?それから、邦題は良くないと思います。字幕では「紅い河」と出るから、最後まで気づきませんでした...(帰りに寄った本屋で、原作小説の単行本の「帯び」の宣伝文句を見て気づきました...あほや...)

ミッション・インポーシブル2(ビデオ)
 最初のロッククライミングのところが好きです。それから、トム・クルーズ氏とアンソニー・ホプキンス氏が対話する場面。アンソニー・ホプキンス氏のギャラはいくらくらいだったのでしょうか?

 テレビシリーズの「新スパイ大作戦」好きだったんですけどね。再放送しないかな。

ダンサー・イン・ザ・ダーク
 誰にでも薦められる映画ではないでしょうね。見た後で気分が晴々する映画ではないですから。

 実際、映画館を出てきた客の中に「で、あの人は何人だったわけ?」などと話している方がいました。なぜ、映画のラストシーンがああなったのか、ああならざるを得なかった、と思える人でなければ、この映画は見ても辛いでしょう。

 この映画のテレビCMを見て、歌を聴きたくて見に行きました。でもねー、肝心の歌がねー、良く聴き取れなかったんです。楽器の音ばかり大きく聞こえて、歌声が響いてこなかったような気がします。帰りに、CDを買いました。

 殺される警官役のデイビッド・モース氏、「交渉人」「グリーンマイル」で、いいな、と思っていたので、ここに出演しているのに驚きました。いわゆるバイ・プレーヤーですが、しっかりした存在感と誠実で優しい感じが、この役でも生きていると思いました。プルーフ・オブ・ライフ」もいいです。メグ・ライアンより、主役級だと思うのは、偏見でしょうか?

 ビョーク氏という方はすごいですね。他の作品も聴いてみたくなりました。生で聴くと本当にすごいんだろうなー。この映画の役は、この人にしかできない、と思いました。もう、二度と映画出演はしないそうです。そうでしょうね。

A.I.
 基本的に、趣味に合わなかった映画については、書くまいと思っていたのですが、どうしても書きたいです。ハーレイ・ジョエル・オスメント氏は良かったです。ジュード・ロウ氏も。映像も見事でした。でも、ね、中途半端だと感じました。

 人間の傲慢さを描こうとしたのではないかと思うのです。でも、最後の宇宙人らしき方たちは、「人間は大変優れていて、羨ましい」と言っている。私には違和感がありました。「人間は自分たちを優秀に作りすぎた。生き残るのはロボットだ。」という台詞も。「I am and I was」にいたっては...

 結局、ロボットの位置付けが中途半端なのではなかったか、と思います。「愛」のないロボット、でも、感情はあるわけですよね?破壊されることを「死」として怖れ、「人間の命令に背き」、「逃亡」するわけです。それを、「危険回避行動」というプログラミングのため、というのでしょうか?ひいき目かもしれませんが、その前に見たメトロポリス手塚治虫原作)」の方が、優れていたと思いました(あれはあれで、多少気に入りませんが...)。期待していただけに..