映画の話  2006年秋〜2007年夏

 映画へ行く根性とか気力とか体力とか、色々と失くしかけている今日この頃...近所に映画館が出来ることが吉と出るか?

UDON:手堅くまとまっていると思います。うどん好きなら観に行くべき。ラストがなあ...ちょっと夢見すぎ。

パイレーツ・オブ・カリビアン デッド・マンズ・チェスト:楽しそうに演じているジョニー・デップを観るための映画。ちょっとグロテスクすぎるというか、悪趣味の粋に差し掛かっているように思いました。続編を観るか疑問。

デスノート The Last name:原作ファンも納得できるラストではないかと思います。複雑な物語を整理して、しかも原作の表には出ていない主張をしています。藤原竜也さんには悪いですが、松山ケンイチさんが食ってます。最後の表情が...DVDが出たら、買いそう...うーんんんん...

エラゴン 遺志を継ぐ者:粗筋がスターウォーズに酷似。ファンタジーの王道なんですねえ。ジェレミー・アイアンズが締める!やはりこういう役者さんが必要なんでしょう。子供の竜や竜の飛翔場面で、お釣りが来るくらいには堪能しました。

犬神家の一族:旧作も見たファンとしては、観に行きますな。富司純子さん最高!絶対に高峰秀子さんと比べられますからね。美しい映像と大物女優陣の名演を楽しむ映画。


ウォー・ゲーム(DVD):マシュー・ブロデリックが若い...20年以上前の作品じゃあねえ...牧歌的な音楽が好きだったんですが、サウンドトラックCDなんて今更無いでしょうねえ。

墨攻:アンディ・ラウ見たさ、で行きました。最初の画面で目が点。小学館?原作が日本?中国と韓国と日本の合作?で、敵の将軍役がすっごく好いの!久しぶりにパンフレットを買いました。韓国の有名俳優らしいです。あ、アンディ・ラウファンは、必見。

幸せのちから:ウィル・スミス見たさ。本来、この手のアメリカンドリーム体現実話物って、合わないんです。親子共演ということで、目をつぶって観に行きました。ちょっと「神様がくれたチャンスを逃がさず掴んで、努力する人」という美談的部分が鼻をつきましたが、一方で野垂れ死にする人、這い上がれずに身を持ち崩す人の姿も描いてはいました。子供は、目茶苦茶可愛いです!

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド:オーランド・ブルームが主役に返り咲いた感じ。エンディングの途中で席を立ってはいけません。戦闘シーンが酷いのは、最近の流行というか、傾向なのだと思います。

ピアノの森:マンガと西洋クラシック音楽が好きな人にはたまらない作品。上戸彩さん含め、皆さん頑張ってたけど、やっぱりプロの、上手い声優さんに演じて欲しかったかもしれません。

ハリー・ポッター 不死鳥の騎士団(吹き替え):時間の都合で吹き替え版を見ました。新聞サイトの映画評は賛否両論だったけど、少年が大人になっていく過程を描く物語としてみれば、悪くない出来だと思います。アラン・リックマン演じるスネイプ先生が好いわあ。

ダイ・ハード4.0:このシリーズを映画館で観たのは初めて。今までで一番好きかも。なんで、あれで死なないのかなあ(そりゃ、ダイ・ハードだから)、なんで相手の弾はジョンの急所に当たらんのか、といった突っ込み所は毎回のように満載だけどね。

キサラギ:えー、香川照之ユースケ・サンタマリアが共演する、男性5人だけの密室劇、というだけで、全く内容を知らずに観に行きました。夜の21時近くから上映開始。かなり無理をしましたが、満足しました!最初は「う、このノリに最後まで付いていけるか?」と思いましたが、だんだん面白くなってきて。これって、日本の映画というか、日本でしか成り立たない映画のような気がします。

怪談:尾上菊之助が色っぽい2枚目に見える人ならOKでしょう。やっぱり、和服と所作がきっちりと絵になりますなあ。眼がいいんですよ!これを「ホラー映画」に括ってはいけません。あくまでも日本の怪談劇です。

魔笛:歌は良かったと思うのですよ。3D酔いしました。CGが派手に使えて嬉しいのでしょうが、あそこまで回す必要があったのでしょうか?

エヴァンゲリヲン新劇場版・序:作画はCGの発達もあって良くなってました。テレビ版の知識がないと全く話の筋が分からんでしょう。「今ならこれくらいのレベルの物が作れるんだぞ!」ということかな?続編に期待。

HERO:木村拓哉とテレビシリーズが好きだった人向け。法廷劇としては物足りないし。スペシャル版の続きを映画にしただけだもんなあ。

ラッシュアワー3:真田広之工藤夕貴は頑張ってました。でも、主役2人が老けてて...というか、クリス・タッカーが丸い!定番のNGシーンは楽しかった。

ベクシル 2077日本鎖国:CGの長所と短所を上手く活かしてある佳作だと思います。あまり期待していなかった分、拾い物。ただ、主役クラスの声の演技がね...どうしても、ちゃんとした声の演技ができる人と一緒だと下手さが目立つ。テレビドラマを目を瞑って聴くと、本当の演技の上手い下手が分かる。目や表情でカバーできない分、声だけの演技は難しい。本作は、お気に入りの声優さんが3人揃い踏みなので、DVDを買いたい気もあるのだが、あの3人の声がなあ...と思っちゃうくらいのマイナスでした。

以下、DVDで観たい映画を
親切なクムジャさん
ユージュアル・サスペクツ
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
ガープの世界
機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛