映画の話  2009年冬〜2010年夏

 2009年の秋は最悪の体調だったので、冬になってから映画を観まくろうと決意しております!。

カールじいさんの空飛ぶ家:飯塚昭三さんだったんですね!声がとても安心出来て。とても申し訳ないんですが、日本の俳優で安心して声だけの演技を任せられる方は希少です。3D映像は見事でしたが、3Dにする必然性を感じませんでした。むしろ、画面が狭く感じる...過渡期ということなんでしょうか...難しいですね。

アバター:3Dで観て良かったと思った初めての映画でした!ストーリーは割と単純で、ラストも早々に読めます。しかーし!この映画の真髄は、異文明を描くことであり、ある世界と世界観を描くことだと思います。CGの不自然さを逆手に取った演出とも言えるんじゃないかなー

光る眼(DVD):B級SF作品なんだけど、色々な見方ができるらしい。処女懐胎とか、宇宙からの侵略とか。初めて見た(テレビの深夜放送)時には、そこまで考えなかったなー

アリス・イン・ワンダーランド(3D 吹き替え):今回はジョニー・デップではなく、チェシャ猫が目当てでした。煙の処理が素晴らしい!アバターよりも画像処理は上だと思いました。マッドハッターのダンスをもっと見せて欲しかったなあ。

タイタンの戦い(3D 吹き替え):サム・ワーシントンが目当てだったんですが、リーアム・ニーソンゼウス役だったのが儲けもの。レイフ・ファインズハデスは抑え気味の演技でした。もっとねちっこくできるだろうけど。メデューサはフルCGかなあ。美人でした!

第9地区:異星人が、私の大嫌いな虫だったんですが、彼らの方が戦闘を好まず、ひたすら屈辱に耐えている、むしろ「人間」らしいという主題が凄いと思いました。主人公ってすっごい嫌な役。それを熱演していた役者さんに敬意を表します!

必死剣 鳥刺し:話の筋はすぐに分かってしまうので、撮影される景色の美しさや所作の丁寧さ、各俳優の演技を観るものなんでしょう。豊川悦司は、確かに熱演でした。

アウトレイジ:演じる俳優さん方が楽しそうに見えました。ヤクザ物は観ないんですが、これは面白かったです!椎名桔平さんが儲けもんでした。

踊る大捜査線 THE MOVIE3:ファンサービスてんこ盛りの作品。誰かが「寅さんシリーズ」と映画評してたけど、そんな感じ。

ザ・ウォーカー:某国前大統領が手を打って喜びそうな宗教暴力映画。

ソルト:アンジェリーナ・ジョリーファン必見!ある程度筋は読めちゃうんだけどね。それを補って余りある彼女の魅力!

インセプション:レオナルド・ディカプリオよりも脇役が好い!映像も筋も凝っていて、物語として高い完成度があると思う。

ヒックとドラゴン(日本語吹き替え版):この夏のアニメ映画では1番気に入りました!物語、主題、メッセージ性、そして、空中飛翔!特にラスト!キレイ事だけでは終わらせてないところが泣けた!

借りぐらしのアリエッティ:映像は文句なしにキレイなんだけどね...全体的に中途半端というか散漫な印象を受けた。少年と少女の淡い恋を描きたいのか、借りぐらしの暮らしを描きたいのか。樹木希林大竹しのぶに全部さらわれたって気もした。

トイ・ストーリー3(日本語吹き替え版):このシリーズで初めて劇場で観た。きっちり泣けた...しかし、米国物って悪役を作らんといかんのかね?その悪役に救いが欲しい...

エアエベンダー(3D):続編、作るんだよね?ね?このままじゃ中途半端。主役の子が頑張ってる。特にラストシーンは悲壮感さえ感じた。

魔法使いの弟子:ニコラス・ケイジよりもアルフレッド・モリナの方が断然格好いい!宣伝が誇大広告過ぎるのもどうかと思う。鷲や牛、モップたちは可愛かったけどね。

親切なクムジャさん:イ・ヨンエが汚れ役に挑戦したといっていい映画。個人的には好きではありません。

スルース:マイケル・ケインジュード・ロウという、私好みドストライクの映画。元は舞台劇のようです。大きなスクリーンんで観る必要はないかな。筋はだいたい読めるし。2人の演技対決を観るべし。

予定
アバター」期待しています! => 観た!DVDが出たら即買いすると思う!