カード大好き!:過去記事
週1連載で、1枚のカードへの思いを語るコーナーです。 様々なタロットデッキから、毎回1枚を選んで掲載しています。 左の画像はB.O.T.A.Tarotの説明文です。 2003年分 2004年分 2005年分 2006年分 2007年分 2008年分 7年目。最近、新しいタロットにお気に入りがなかなかありません。 出版数は増えているようなんですが。 難しいですね。 |
「QUANTUM TAROT」の「0 FOOL」 新年っぽかったので選んでみました。 愚者に蝶が登場するタロットは結構多いように思います。 自分が蝶になった夢を見て、自分が人になった蝶かもしれないと言ったという故事は中国でしたか? ある映画で、殺された恋人の魂を主人公が蝶に感じる場面がありました。 蝶に魂の飛翔を感じるのは、洋の東西を問わないのかもしれません。 |
「B.O.T.A. TAROT」の「4 THE EMPEROR」 B.O.T.A.タロットがライダー・ウェイト系から元のマルセーユ系に一部を戻していることが最初に現れるのが「皇帝」です。 皇帝は、左手を向き、足を4の字に組んでいます。 ウェイト版を批判しているカモワンタロットの解説書では、この皇帝の足の組み方に意味があったのに、ウェイトは消してしまったと指摘しています。 何に象徴を見出すのか、ユングを持ち出す人たちは人の無意識に刻まれた同質な物について言及しますが、私には疑問です。 生物としての本能なら理解できるんですけどね。 でも、皇帝を横顔で表現するのは好きです。 より孤独さが強調されるように思います。 |
「QUANTUM TAROT」の「18 Moon」 月の正面に人影が見えます。 満月の夜だったか、新月の夜に、冥府への道が開くという話をどこかで読んだような気がしました。 善人もなく、悪人もなく、ただ飛翔するような、そんな印象を持っています。 |
「TAROT Favole」の「XV EL DIABLO」 思った以上に画面が暗い! スペインのゴシックホラー調のタロットです。 基本的に女性ばかりなんですが、時々ハンサムな男性が登場します。 欧州では狼は悪い生き物なんですよね。 おそらくは、家畜を襲うからでしょうが、同じような害獣でも日本では「オオカミ」、つまり、神に近い存在と考えられていました。 思考の違いというか、文化の違いですね。 |
「The Chinese Tarot Deck」の「X WHEEL OF FORTUNE」 いわゆる四聖獣ですね。 朱雀は、鳳凰と同一視されることがあるような気がしますが、実際はどうなんでしょう? DVDの検索をしていて、ある中国映画の話を思い出していました。 文化大革命当時を描いた作品です。 晩節を汚すと言います。 人は老いると正しい判断が出来なくなるのでしょう。 それを自分で察知し、自分で退路を決めることの、何と難しいことか! この絵では、下支えしている玄武が頼もしく見えます。 実際は、こうはいかないものですが。 |
「Oswald Wirth Tarot Deck」の「I le Bateleur」 綴りが合っているか微妙です。 飾り文字って読めないんです。 路上芸人の意味だと思うのですが。 時々、クラシック系のタロットに触れたくなります。 このカードは、どう見ても色男の詐欺師ですね。 ちなみに、結婚詐欺師というのは、美形でないことも多いようです。 優しくて、安心できそうな人が良いのでしょうか。 恋愛体質ではないので、よく分からんです、はい。 |
「Jungian Tarot」の「(女教皇)」 精神分析で有名なユングが神秘主義に傾いたのは時代の流れや生まれ育った文化の影響が強いと思います。 ただ、タロットとユングの考え(深層心理など)を結びつけて唱える人は現在もいるのは事実です。 今、ちょっと竜な気分なので、このカードを選んでみました。 私は竜と龍は異なる物だと考えています。 このカードに描かれている竜も神の眷属には見えないし。 どうなんでしょうね。 |
「TAROT(MARGARETE PETERSEN)」の「III DIE HERRSCHERIN」 このカードを見た瞬間「うわー!」と思いました。 ここまで露骨に女性性を表現したカードも少ないでしょう。 「女帝」には「母」とともに、「女」、それも、獣性を含む生物としての女の意味があります。 花は性器です。女性器であり、男性器でもあります。 男性は、社会的に「男らしく」なければならないと呪縛から逃れ難いようです。 おそらく、その方が優位だからでしょう。 女性の方が「女らしさ」の束縛を強く意識し、それから逃れたいと考えることが多いように感じます。 もちろん、女らしさを武器に使う人もいるわけですが。 私は、自分らしさを大切にしたいと思っています。 |
「TAROT(MARGARETE PETERSEN)」の「XIII TOD」 あるタロットの解説書に、IIIとXIIIは対応するのだとありました。 10進法ですから、IはXIと対応するというように、10のサイクルで各カードが対応するというわけです。 そうなると、XIは「力」にならざるをえないな、と思った記憶があります。 「女帝」は妊娠している女性を表すカードでもあり、「死」は確かに対応するように思えます。 緑の大地に座る人と白い蛇、宇宙に単座する霊的存在と黒い(透明?)な蛇。 獣的存在から霊的存在という高い位置へと上るという意味でしょうか。 |
「TAROT(MARGARETE PETERSEN)」の「0 DER NARR」 ちょっと面白いなあ、と思ったのが、周囲が混沌(カオス)に見えることです。 まるで、愚者のいる空間は、そこに守られているかのようにも見えます。 それでも、絶壁の上を何も考えずにふらふらしているようですが。 画像の関係で分かりにくいですが、愚者と共にいるのは、犬ではなく白い鳥です。 鳥は、絶壁の上から足を踏み外しそうになっている愚者の衣を咥えて止めています。 そして、絶壁には人の横顔が見えます。 様々な景色が見えるカードです。 |
「Girlfriend's Tarot」(の「裏面」) 米国のちょっとオカルトに憧れてるおしゃれな若い女性向け、という感じでしょうか。 裏面を取り上げたのは、その雰囲気が表れていると思ったからです。 右膝側のお茶はハーブティーっぽいし、バラの花はアロマテラピーっぽい気がします。 東洋系の髪型、ヨガのようなポーズ、左手に乗る小鳥は瞑想にふけって無我の境地に入った象徴でしょうか。 |
「Touchstone tarot」の「XXI. WORLD」 ルネッサンスやバロックの絵画をコラージュで合成したタロット。 不自然な感じが取れた、というか、技術が進んだというか、こなれた感じがします。 これを選んだ理由は、中心人物が男性に見えるから。 女性か両性具有が多い中で、明らかに男性に見えるというのが異色な気がしました。 このデッキは、各カードの人物が「自分の友人や知人」という考えに基づいているようです。 だから、両性具有にはしづらかったのかも。 でも、男性というのもなあ、と思うのは、私が女性だからでしょうか。 |
「Evangelion Tarot」の「XVIII. THE MOON」 キャラクター物のタロットはテレビアニメの絵やコミックの絵をそのまま流用した物が多い中で、描き下ろしです。 渚カヲルが月というのは、ファンとしては納得です。 何故、今になってまたエヴァンゲリオンなのか、まだよく分りません。 ガンダムのように完全な商業ベースになった物ならともかく。 ガンダムとは別の意味である時代を築いてしまった作品だとは思います。 内向きの世界を肯定してしまった、と感じるのは私だけではないでしょう。 占いやタロットがそういう使われ方をしないことを願っています。 |
「THE BAROQUE BOHEMIAN CATS' TAROT」の「THE EMPRESS」 何となく、の気分でのチョイスです。 如何にも女帝然としていて、好きなカードではあります。 背後の天使が猫だったら、完璧なんですけどね。 |
「RIDER WAITE TAROT」の「X WHEEL OF FORTUNE.」 「鋼の錬金術師」の再アニメ化版を見ていて、このカードを思い浮かべました。 前のバージョンで独自の結末にした上で、映画化までして、また最初からアニメ化とは。 テレビ番組の宿命上、コミックとは結末を変えざるを得なかったわけですから、前のバージョンはそれなりの作品だったと思うんです。 それを、自ら否定するような行動はどうか、と考えています。 今回、カードの画像は古い物を使っています。 こういう変なこだわりも問題ですかね... |
「RIDER WAITE TAROT」の「IX THE HERMIT.」 今日の気分です... 珍しく用事があって朝から出かけました。 色々と自分の足元を見つめなおすきっかけになったというか、そんな気持ちになりました。 木星王さんの著書だったと思いますが、「隠者」は顔を上げて前を見ているか下を向いてランプの灯りを見ているかで意味が違ってくると書かれていました。 内面を見つめる隠者は足が前に進んでいませんね。 そういう時も必要だということでしょう。 |
「Hudes Tarot Deck」の「X Wheel of Fortune」 今日、ある映画を観てきまして、その余韻で選びました。 映画自体はおバカ映画なんですけど。 何と申しますか、人は一生のうち一度くらいは傍から見れば馬鹿げてるとしか思えないことに真剣に血道を上げることも必要なんじゃないか、と思ったりして。 本当におバカな映画なんで、そんなこと考える必要もないんですが。 |
「Tarot for Cats」の「XVI.. THE TOWER」 古い画像しか使えない状況なので、画質が悪いです。 左下の青灰色の物体は、ネズミです。 突然出てきた自動車の玩具に猫は椅子ごとひっくり返されている、という場面のようです。 ネズミは死んでるみたいに見えるんですが、どうなんでしょう? 今日このカードを選んだのは、カードの画像を保存してある外付けHDDが死にそうだから。 それで、PC内の古い画像しか使えないんです。 たぶん、現在進行形の作業が終わるまで無理でしょう。 その前に環境のバックアップが正常終了するかが心配です... |
「TAROT OF DRUIDS」の「III MORRIGAN」 ケルト神話を主題にしたタロットです。 MORRIGANは戦争の女神だそうです。 兜を被り、剣を下げ、竪琴を手にしています。 肩のカラスは、何の象徴なのでしょうか? 私は知恵なのかな?と思ったのですが。 ケルト神話は、私たち日本人にとっての中国四千年のようなものなのかもしれません。 18世紀頃から20世紀初頭にかけて、エジプトやケルトが神秘主義者にもてはやされたのは、過去の偉大の物から権威付けが必要だと思われたのだと私は考えています。 ケルトの貴族だとか。面倒ですね。 |
「RIDER WAITE TAROT」の「VIII(Wand)」 「便りの無いのは良い便り」という言葉を思い出したので。 昨日、遠方の親戚から電話がありました。 親戚の方が1人急死されたのです。 まだそんなに高齢でもなく、持病があるという噂もありませんでした。 闘病中の親戚(複数)がいるので、電話があると緊張します。 今回は、本当に突然のことだったので驚きました。 本人のご冥福よりも残されたご家族のことを思います。 |
「TAROT OF THE DREAM ENCHANTRESS」の「(Wands Knight)」 猫に乗る妖精といったところでしょうか。 惜しいのが、猫に動きが感じられないことです。 人形みたいなんですよね。 夜明け前、朝日が差し込み始めた空の下を、目覚める直前の夢の中を旅する、という風に感じています。 |
「I TAROCCHI DEL CINEMA」の「0 IL MATTO」 英語訳では「CRAZY」になっていました。 云い得て妙。 このタロットが作られた当時には無い作品ですが、私はこのカードを見た時にティム・バートン版「バットマン」のジョーカーを思い出しました。 愚者はプレイングカードに残った唯一の大アルカナと言われます。 このデッキは、写真ではなく細密画です。 絵だからこそ捉えられる特徴と思います。 |
「I TAROCCHI DEL CINEMA」の「17 LA STELLA」 私が所持しているもう1つの映画スタータロットも「星」にマリリン・モンローを選んでいます。 不遇な子供時代と思春期を送り、映画スターとなり、今なお熱狂的なファンを持つ彼女は、確かに「星」でしょう。 しかし、彼女のことを記した記事などを読む度に、彼女は幸せだったのか?と思います。 マリリンとしてではなく、ノーマ・ジーンとしての彼女をそのまま受け止めてくれる人はいたのでしょうか? ディマジオが最後まで彼女を愛していたらしいことが救いのように思えます。 |
「TARO'CCHI DEL CINEMA」の「17-LA STELLA」 というわけで、もう1枚のマリリンン・モンローを。 |
「B.O.T.A. TAROT」の「13 DEATH」 このカードもライダー・ウェイト的解釈と古くからのカードの融合ですね。 中央右の日の出は、マルセーユ版などには見られません。 で、どうしても気になるのが、左上の物体。 何なのでしょう? まだ、解説本を入手してないんです。 買ってもすぐには読まないでしょうけれど。 UFO?彗星? |
「Whimsical Tarot」の「I The Magician」 長靴を履いた猫って、確かに口先八兆のペテン師ですよね。 自分の飼い主になった呑気な三男坊を王女様と結婚させるために王様や魔王をだまくらかすわけで。 これが決して「自分のため」でないところが憎めない。 また、結局は、三男坊自身も頑張るから何とかなるんですね。 知恵と度胸と物腰と二枚舌というところが、いかにも「魔術師」! |
「THE VAMPIRE TAROT」の「QUEEN OF HOLY WATER」 なぜ、パメラ・C・スミスなの?という疑問がどうしても拭えません。 ちゃんとカードの右上にパメラ・コールマン・スミスだと明記されています。 解説書を読む気になれなくて、未読です。該当箇所だけでも探して読もうかな。 |
「THE VAMPIRE TAROT」の「JONATHAN The FOOL」 「飛んで火に入る夏の虫」としか言えない、カードです! ブラム・ストーカー作の「吸血鬼ドラキュラ」です。 中学生くらいの時に読んだので、ちょっとうろ覚えです。 実家にあると思うので盗りに...あ、母の本だからダメか...父の本なら、本人が飽きちゃってるんで問題ないんですが。 ちなみに、本物のブラド・ドラクルは全く吸血鬼伝説とは関係無い人です。 こちらについても、もっと知られてもいいと思います。 |
「MADRU Das Baum-Tarot」の「XIX DIESONNENFRAU GINSTER」 夏なので。暑かったし。 「太陽の女」で、花というか木はエニシダらしいです。 女性の表情が満足げなのもいいですね。 |
「Oswald Wirth Tarot Deck」の「XIII」 今日「タロットカード殺人事件」という映画のDVDを観たので、登場したデッキの死のカードを、と思ったのですが、イメージの合うデッキがない!!! LO SCARABEOのマルセーユタロットは、上下に帯が入っているので使えないし、クラシックタロットは色合いが違うし... これだけタロットデッキがあるのに!絵を撮ってないだけ? かなりショックでした... というわけで、全く絵は異なりますが、クラシック系から好きなカードを。 うーん、ショックだ... |
「Sheridan Douglas」の「XX JUCGEMENT」 このカードを選んだ意味は、宿酔いです... ここのところ飲んでも大丈夫だったんで油断しました。 こういう気分の時は、こういうカードですよね! 墓地が緑色なので、草原から復活しているように見えるところが気に入っています。 胃薬飲みます... |
「アンジェリーのやさしいタロット入門」の「XII THE HANGEDMAN」 実は、この手の絵柄はあまり好みではありません。 GUMMY BEAR TAROTは好きなのに、なぜでしょうか? あくまでも個人的なその時の好みなのでしょう。 なぜ「その時」かというと、このカードを選んだ今は結構気に入っているから。 このカードなど本質は見事に捉えていると思います。 最初に見た時は自分の琴線に全く触れなかったのに。 これだから面白い!と思っています。 |
「MANGA TAROT」の「CHACLS 3」 小アルカナの解釈が基本的にライダー・ウェイト版なので、このカードは通常だと女性3人が杯を掲げて踊っているはずです。 扇子はいいんですよ。 杯の代わりでしょうから。 しかし、この3人はどう見ても男性です。 しかも、妙に女性っぽい。 杯の4のカードも、通常は男性が登場しますが、このデッキでは女性です。 どういうつもりで描いたのか興味深いと思います。 |
「Pictorial Key Tarot」の「0」 全て3DCG画像でライダー・ウェイト版の絵を描いたタロットです。 たとえば、各カードからタイトルを削ってしまうなど、意欲的な作品なんですが...現在の3DCGの人物は、どうしても人形みたいに見えてしまうんです... 昔、私がゲームをしていた頃にはまったシミュレーションRPGのキャラクターが操り人形みたいだという評判でした。 ちょうどそんな感じです。 お伽噺の世界みたいで面白いですけど。 自分がコンピュータ屋なので、色々と複雑な気分です。 |
「Gay Tarot」の「VIII JUSTICE」 ナチスドイツは、同性愛者も収容所に送ったそうです。 そして、今もなお、いくつかの国では同性愛は犯罪です。 自由の国を標榜する米国の某州では、同性同士の性行為は犯罪です。 私は異性愛者ですが、同性しか愛せないという人の心も行為も尊重すべきと考えています。 私にとって恋愛の対象の属性として異性であることが重要なように、その人たちにとっては同性であることが重要な属性なのでしょう。 心を偽ることの方が罪深いのではないでしょうか。 |
「Legacy of the Divine Tarot」の「Cups 10」 一目見て、もう、気に入って、気に入って。 幸せだよねー、いいねー、そうだよねー。 満ち足りた、という言葉そのままのカードだと思います。 |
「Gay Tarot」の「CUPS 3」 このデッキは、小アルカナ中に繰り返し同じ人物が描かれる場合があります。 この親子らしい2人も何度か登場します。 男性同性愛者を主題としたタロットですから、父親の方が同性愛者でしょう。 では、少女は? 様々な物語が思い描けるカードです。 |
「Australian Animal Tarot Deck」の「II High Priestess」 猫です。 カードデッキ棚卸中に見つけて、今日はどうしてもこれだ!と。 猫が猫らしい顔をしている! それだけで十分と思った次第です。 |
「Tarot of the ELVES」の「(CUPS)4」 物語性の強いタロットです。 この杯のカードは、向かって左側の人物と右側の精霊が同じ存在のようです。 自身との対立というか、うーん、どうなんでしょう。 色々と物語が考えられると思います。 |
ZIPPOのライター 煙草は吸わないのですが、昔からライターが好きです。 そんなわけで、東急ハンズで隠者のZIPPOを見つけた時にはとびつきました。 大アルカナ全種類は無いようです。 作っても買う人が限られるからですかね。 |
「THE CLOW」の「THE DASH」 そういえば、少年マガジンに連載されていた「ツバサ」が何とか再終話を迎えたな、と思ったので。 この「DASH」は、アニメ版では2度登場し、2度とも主人公のさくらから逃げ出しているんです。 そのため、妙に印象に残っています。 フェネックみたいで可愛らしいし。 さくらが無理に変化させようとしたために混乱して逃げ出した姿を思い出しています。 |
「Dame Fortune's Wheel Tarot」の「SIGNIFICATOR」 SIGNIFICATORは、通常、占う対象者自身を示します。 タロットで占う時、愚者やコートカードをSIGNIFICATORにすることがあります。 このデッキでは、このカードを使えということでしょうか。 このカードには、12星座の絵が描かれています。 これらの絵の配置は生命の木とも関連があるようです。 両足の下でぺったんこになっている魚が少し可哀そうな気がします... |
「Wolf Song Cards」の「Timber Wolf」 タイリクオオカミという種類のようです。 このデッキは、狼だけでなく、バッファローやコヨーテ、鷹にリスなど多様な動物が描かれています。 今回は、CanonのデジタルカメラのテレビCMが狼偏になったので選んでみました。 |
「Wolf Song Cards」の「Horse」 米国の野生馬、マスタングです! サラブレッドのように細い足ではなく、また、こういった斑模様も多い種です。 日本も野生馬をもっと大切にしたいと思います。 |
「Lenormand」の「9」 最近、はまりつつある小ルノルマンカードです。 実際には、古くから欧州に伝わるプレイングカードを用いた占いで、ルノルマン夫人(女史?)が考案したものではないようです。 花束は幸運を表すそうです。 文は、飾り文字の上にドイツ語なので分かりません。 |
「Gay Tarot」の「XV SELF-HARTED」 同性愛者の場合、望んでも得ることのできないのが「普通の家庭」です。 昨日から性同一性障害の方が性適合手術(SRS)を受けて、戸籍を変更するまでの手記を読みました。 子供が欲しい、愛する女性との間に子供を設けたい、必ず愛するのに!という彼の思いは叶うことはないでしょう。 自分も苦しんで、周囲の人々に支えられているのだと気づいて、努力して夢を叶えて、ようやくスタート地点に立った彼という人。 読んで、ぼろぼろと涙がこぼれました。 気持ちの良い涙でした。 「SELF-HARTED」自分を傷つけないで。 |
「The Vampire Tarot of Eternal Night」の「(貨幣)5」 どうしても人形のように見えてしまうCGの人物の中で、ちょっと気に入ったのがこのカードです。 床一面に散らばった金貨も吸血鬼には何の意味も無い、といったところでしょうか。 |
「The Vampire Tarot of Eternal Night」の「(剣)7」 CGにしては表情が良くできていると思ったので。 吸血鬼を描いたタロットの中で、これは人ですね。 十字架を持って密やかに逃亡中というところでしょうか。 ちょっと雰囲気があって好きです。 |
「ハローキティのタロット占い」の「XIII DEATH」 「死」のカードが終わりであり、始まりであることを上手く表現していると思います。 背後の水平線にかかる太陽は、沈むところか上るところか。 それは、占者の心によるのでしょう。 砂時計の砂は落ち切ってはいません。 これからを見据えるカードだと思いました。 |
「ハローキティのタロット占い」の「XV THE DEVIL」 「悪魔」のカードは誘惑と堕落を意味します。 とっても分かりやすい「誘惑」ですよね! |
「Fairy Tarot 22 Grand Trumps」の裏 「節制」のカードの画像を加工したものです。 なんとなく、クリスマスっぽいと思ったので。 もう少し、縁の緑色が映えれば良かったのですが、上手く画像が撮れませんでした。 画像の再取り込み? 今、ちょっとそれどころじゃなくて... |
「Fairy Tarot 22 Grand Trumps」の「THE SYLPH」 「節制」のカードですが、タイトルはシルフです。 オンディーヌが水の精霊であるのに対し、シルフィードは空気の精霊だったと記憶しています。 しかし、これらの解釈は後付けかもしれませんね。 「節制」のカードに虹を配したデッキはいくつかあるように思います。 「Iris(ギリシャ語の虹らしいです)」というタイトルにしたカードもあったような。 虹には神秘的、かつ、健やかな印象があるのかもしれません。 |